洋食居酒屋「Carbo(カルボ)」(福岡市中央区今泉1、TEL 092-406-4729)が5月11日、オープンした。
東京・中目黒のスペイン料理店「パブロ」や渋谷のスペインバル「ジェバン」など都内に3店舗を展開する「Visca」(東京都)が、4店舗目として初めて九州に出店した。オーナーシェフの由利拓也さんは「九州の人の温かさや気温、海の近さがスペインに似ているところが気に入り、いつか福岡で開店したいと思っていた」と話す。店舗面積は約26坪、席数は40席。
スペイン料理やイタリア料理をベースに、炭やまき、わらを使って調理したメニューを提供する。九州にちなみ、九州の食材を使ったメニューや、九州の郷土料理から着想し洋風に仕立てたオリジナルメニューを用意する。「熊本あか牛の炭焼き」(1,815円)や、焼いた豚足を炭焼きしたレンコンで挟み、マスタードソースと食べる「辛子蓮根(からしれんこん)カルボstyle」(880円)、トリュフ入りのラビオリを鉄鍋ギョーザの形でアレンジした「トリュフ薫(かおる) 鉄鍋餃子(ギョーザ) ラビオリ仕立て」(1,100円)など。このほか、白身魚を極細の麺で巻いて揚げた「鮮魚のパリパリ包揚げマッシュルームソース」(1,000円)、「イカスミのパエリア」(2,200円)なども用意する。ドリンクは、レモンの酒チェッロを使った「カルボサワー」(660円)やビール、ワイン、カクテル、九州の焼酎などを提供する。
由利さんは「幅広い料理やおつまみを用意しているので、1軒目でも2軒目、3軒目としてもいろいろな場面で使ってもらえたら」と話す。
営業時間は、平日=17時~翌1時、土曜・祝前日=15時~翌1時、日曜・祝日=15時~23時。