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福岡・春吉エリアのオリジナル日本酒「晴好」 毎年酒蔵を変え醸造し4本目

NPO法人「はるよし」が作るオリジナル日本酒「晴好 HARUYOSHI03」

NPO法人「はるよし」が作るオリジナル日本酒「晴好 HARUYOSHI03」

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 NPO法人「はるよし」(福岡市中央区春吉3)が4本目のオリジナル日本酒「晴好 HARUYOSHI03」を現在、数量限定で販売している。

田植えの様子

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 「はるよし」は、福岡の春吉を拠点にまちづくりを行う団体で、地域の飲食店や福岡の蔵元とコラボしたイベント「晴酒はしご」などを展開している。同法人オリジナルの日本酒を造るプロジェクト「晴好 Haruyoshi」を2019年に立ち上げ、酒米「山田錦」を栽培。2020年に1本目の試作品を造り、毎年酒蔵変え日本酒造りを行っている。理事の吉野友紀さんは「『はるよし』オリジナルの酒を造りたい、街を盛り上げ福岡県の酒蔵を応援したいという思いから始めた」と話す。

 日本酒「晴好 HARUYOSHI03」は、プロジェクト4本目となる日本酒。糸島の米農家・濱地一好さんの協力の下、濱地さんの田んぼの一角の「はるよし田園」で「はるよし」のメンバーを中心に一般の参加者と共に昨年6月に田植えを、10月には稲刈りを行った。今回の日本酒は創業350年を迎える筑紫野市の酒蔵「大賀酒造」で醸造し、販売にこぎ着けた。容量は720ミリリットル。価格は2,420円で限定850本販売するほか、無濾過(むろか)生原酒(2,640円)を150本販売する。今年は、前回までは飲食店のみに卸していた1800ミリリットル(3,630円)を500本用意する。

 吉野さんは「口当たりが柔らかく華やかな香りもあって、日本酒をよく飲まれる方も、今まであまり飲んだことがない方も飲みやすい酒に仕上がった。この味は今年限り。一期一会の酒を楽しんでもらえれば」と話す。

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