100円ショップ「DAISO(ダイソー)」「Standard Products(スタンダード プロダクツ)」「THREEPPY(スリーピー)」の3ブランド複合店が4月28日、福岡三越(福岡市中央区天神2)9階「ラシック福岡天神」にオープンした。運営は大創産業(東広島市)。
100円ショップ「DAISO」などを運営する大創産業は、生活必需品から趣味趣向品まで約7万6000点の商品を取り扱う。3ブランド複合店は、2月にオープンした博多バスターミナル店に続く福岡県内2店舗目。同社広報の上原良子さんは「百貨店という商業施設で多くの客層にアプローチでき、博多エリアとは違う客層の利用が見込めると出店に至った」と話す。3つのブランドをワンフロアに展開し、店舗面積は計1500平方メートルを超える。それぞれの店舗面積は「DAISO」=約1064平方メートル、「Standard Products」=約330平方メートル、「THREEPPY」=約165平方メートル。
「Standard Products」は「ちょっといいのが、ずっといい」をコンセプトに300円の価格帯を中心とした日用品をそろえる。商品は、アールグレイ、ホワイトムスクなどの香りの「アロマキャンドル」(6種、各550円)、広島県安芸郡熊野町で作られた「熊野筆 メイクブラシシリーズ」(770円~)などを販売する。
「THREEPPY」は「あいらしい。そして私らしい。」をコンセプトにグレーやピンクなどのくすみカラーを取り入れた商品を取り扱う。商品はディズニーキャラクターをデザインした「トートバッグ」(2種、各330円)や「コスメボックス」(2種、各550円)、ドライフラワーのカスミソウを使った「アロマディフューザー」(4種、各550円)などを販売する。
「初めてラシックに足を運んだ方も、これをきっかけに館を知ってファンになってもらえたら」と岩田屋三越・福岡三越ラシック担当の吉村りかさん。上原さんは「施設の元々の利用客を大切にしながら、大創産業としても新しい客層を呼び込み、相乗効果で一緒に天神エリアを盛り上げていけたら」と話す。
営業時間は10時~20時。