ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区渡辺通1)地下1階のレストラン「カステリアンルーム」(TEL 092-715-2006)で6月22日~25日、福岡県出身のシェフ・浜野雅文さんによるフェア「浜野雅文 凱旋(がいせん)フェア final」が開催される。
浜野雅文さんは1975(昭和50)年、福岡県糸島市生まれ。福岡市の中村調理製菓専門学校を卒業後、都内のフランス料理店で8年半修業した後に渡仏し、2007年に「Au 14 Fevrier Saint-Valentin(オーキャトーズフェヴリエ サン・ヴァランタン)」のシェフに就任。2013年にはオーナーシェフとして「Au 14 Fevrier Saint-Amour-Bellevue(オーキャトーズフェヴリエ サンタムール・ベルヴュ)」を開業し、2023年の「ミシュラン・ガイド」フランス版で6年連続2つ星を獲得している。
同フェアは、同ホテルが「フランスで星を獲得した福岡出身の日本人シェフとコラボしたい」と浜野さんに声をかけ、2014(平成26)年4月に初開催し、今回で8回目となる。期間中は、浜野さんの地元・糸島の食材を取り入れたフランス料理を提供する。コースの内容は当日まで非公開。ランチは9品と11品の2コース、ディナーは11品のコースを予定する。ペアリングに、浜野さんと親交が深く信頼も厚いというフルーロ・ニコラさんが4代目当主を務める「Domaine Fleurot Larose(ドメーヌ・フルーロ・ラローズ)」のワインを用意する。
浜野さんは「料理の特徴は、全ての皿にフルーツを使っているところ。フルーツの酸味を利用して組み合わせの妙と軽さを表現している。ワインとのマリアージュも楽しんでもらえれば」と話す。
同ホテル広報担当の山蔭千晶さんは「『美・味・愛』の全てを兼ね備えた究極の一皿。美しさの中に、シェフの遊び心も加わったスペシャル演出も登場予定。このフェアは今回がファイナルとなるので、この機会に味わってもらえれば」と話す。
料金は、ランチ9品=1万7,600円、11品=2万2,000円、ディナー11品=2万2,000円。開始時間はランチ=11時30分~・12時~・12時30分~、ディナー=18時~・18時30分~・19時~。要事前予約、予約は電話で受け付ける。