福岡商工会議所(福岡市博多区博多駅前2)は1月24日、エルガーラホール(中央区天神1)で講演会「VIOROの挑戦 My Private Store 大人のココロを持った私の特別な場所」を開催した。
昨年9月にオープンした大型複合商業施設「VIORO(ヴィオロ)」の開発を行なった東京建物の畑中誠社長を迎えた講演会には約250人が参加した。
講演の内容は、戦前に網場町付近に「福岡ビル」という物件を手がけたことや、不動産再生事業では西新プラリバを手がけた後にヴィオロに着手したこと、また現在、祇園と薬院で進めている開発プロジェクトの話題など多岐に及んだ。薬院開発プロジェクトでは、同地に温泉が出ることなどから店舗や事業者に有益に利用してもらえる方法を検討中であることも披露した。
同社は福岡を「アジアの玄関口」として捉えており、今後も都市開発、住宅分譲、ビル開発の3事業を展開するという。