We Love天神協議会は6月19日、アジアからの観光客に対するインフォメーション機能の向上を目的にした勉強会「天神おもてなし学校」を開いた。
天神おもてなし学校は、市内商業施設や観光案内所のインフォメーション担当者や販売員らを対象に行っているもので、今年2月に開校。福岡在住の外国人向けフリーペーパー「フクオカ・ナウ」のニック・サーズ社長やJTB地域活性化事業推進室の山下真輝室長らが講師を務めている。
4回目となる今回は、福岡アジア都市研究所の山下永子さんが「ストレスを感じさせないおもてなし力」をテーマにワークショップを実施。ソラリアプラザ、イムズなどの商業施設の従業員ら約40人が参加した。
参加者は5~6人のグループに分かれ、天神エリアの「きれい」「かわいい」「気持ちいい」「面白い」「おいしい」「嫌」な部分について意見交換を行った。「きれい」「おいしい」部分では、具体的な店名も挙がるなど観光客との直接的なやり取りを行うインフォメーション担当者らにとっては貴重な意見交換の場になった。
山下さんは「細かい気付かない点はメモを取って、業務に生かして」と呼び掛けていた。同勉強会は、来年3月まで定期的に行う予定。