「博多にわか・ぐりーん」、地元市民の利用者増加で定期運行開始

車内で「博多にわか」の実演を行う「博多にわか・ぐりーん」の定期運行が開始

車内で「博多にわか」の実演を行う「博多にわか・ぐりーん」の定期運行が開始

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 西日本鉄道は10月25日、福岡シティループバス「ぐりーん」車内で博多の伝統芸能「博多にわか」の実演を行う「博多にわか・ぐりーん」の定期運行を開始した。

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 「博多にわか・ぐりーん」は今年4月と9月に1日限定で運行。車内に博多にわか演者が3人乗車し、バスの運行ルート沿線の地名などにちなんだにわかを披露する。

 イベントとして限定で実施した4月は1日4便で184人、9月は1日8便で202人が乗車した。乗車を待つ列や車内には立ち見が出るほどの人気を集め今回の定期運行実施に至った。

 「通常、ぐりーんの利用者は9割が観光客」(同社の宮崎泰さん)だが、にわかぐりーんは地元市民が乗客の約半数を占めるという。宮崎さんは「知っているようで知らない地元の伝統芸能を見る機会が身近にあることが人気の秘密」と分析する。

 博多駅交通センター、福岡タワー南口発の1日計4便(半周)を運行。運行は月1回で来年3月までの計6回を予定。料金は、1回乗車料金=大人250円、子ども130円(現金のみ)。

 同バスのフリーパス乗車券も同日より、にわか面をデザインした新バージョンを販売している。

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