移動式映画館で上映している「69'nersFILM」（シックス・ナイナーズ・フィルム、春吉1）は、「カフェウィーク」の一環でパペット映画「ムーミン」を参加各店で上映する。「ムーミン」は1979年のポーランドの作品で、独特のパペット・アニメーション手法が特徴で、これまでのセル・アニメーションとは異なり、ムーミンのヨーロッパ的な香りを感じさせる幻想的な作品だという。「ムーミン」のナレーションは、日本のアニメ同様、岸田今日子さんが務め、全キャラクターの吹き替えも担当する。広域天神圏では、4月14・15日には和茶日（清川2）でムーミン型のスコーン付き（1,500円）で第1章を、4月30日、5月1日にはダーラヘストカフェ（薬院3）で第3章を、それぞれ1,000円で上映するほか、九州・中国地方のカフェなど10会場で、ムーミンの1章から6章までを各会場で上映する。「1章から6章まであるが、1話完結のストーリーなのでどの章から見ても楽しめるはず」（同社芳賀さん）。同社は、「カフェウィーク」の第1回開催時より関わっており、芳賀さんは「初めて配給会社との繋がりが出来たのは1回目のカフェウィークで、シックス・ナイナーズ・フィルムの出発点になっている」（芳賀さん）とも話している。69'nersFILM