4月20日に10周年を迎えた大型複合施設「キャナルシティ博多」(住吉1、TEL 092-282-2525)が2005年度の実績を発表した。発表によると、2005年の集客は1,230万人で対前年度比99.1%、売り上げは437億円で対前年度比104%、レジ客数1,346万人で、郊外大型商業施設のオープンや福岡西方沖地震の影響などにより来場者数は減少しているが、総売上は4年ぶりに前年度を上回る結果となった。広報担当の田中丸さんは、「総売上の上昇は景気が回復しているという背景もあるが、ZARA、ブランドオフ、南翔饅頭店の新規オープンなど、トレンドに合わせた昨年のMD変更により客単価が上昇した」と話している。同施設は、施設の中心を運河(キャナル)が流れ、ホテル、映画館、劇場、飲食店などで構成される時間消費型の商業施設。近年では、韓国などアジアからの観光客も多いという。2003年に累計来場者数=1億人を達成し、10年間の集客数は1億3,150万人で、総売上は4,601億円。2006年度の来場者数は1,300万人を目指している。キャナルシティ博多