今泉の通りに名称-福岡市中央区、「ランドマークなく、歩きにくい」と判断

今泉の通りに名称を付けるワークショップが行われた

今泉の通りに名称を付けるワークショップが行われた

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 福岡市中央区は10月18日、街の回遊性の向上を目的とし、福岡市中央区今泉地区の通りに名称を付けるワークショップを法泉寺(中央区今泉1)で開催した。

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 同区は昨年より、通りに名称を付ける活動に取り組んでおり、ワークショップを開催。今年6月、取り組み第1弾として大名地区の12本の通り名を決定した。今回は大名に続く第2弾。

 第2弾に今泉地区を選んだ理由として、同区担当者は「若い人がチャレンジで出店できていた大名地区の機能が、最近は今泉地区にシフトしているものの、分かりやすいランドマークなどがなく歩きにくい。名称決定を希望する地域住民の声もあり、(名称を付ける)必要性が高いと判断した」と話す。

 ワークショップは3回にわたって行う予定で、1回目は「今泉地区を知る」ことをテーマに行われた。対象となる西鉄大牟田線沿いや岩田屋体育館前、今泉公園前などの9本の通りについて、今回参加した同地区の住民や店主らは、各通りのシンボルやイメージなどを議論した。

 次回は11月15日の開催を予定。実際に街を歩きながら情報を探し、12月上旬に予定している3回目のワークショップで名称を決める。次回は、地域住民以外の参加も可能。問い合わせは同区総務部企画課(TEL 092-718-1012)まで。

 同区は来年、天神地区、春吉地区の通りにも名称を付けるワークショップの実施を予定しているという。

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