「九州朝日放送(KBC)」(福岡市中央区長浜1)が6月25日、八女市と「防災パートナーシップに関する協定」を締結したと発表した。
災害発生時または発生する恐れがある場合に、八女市が九州朝日放送へ災害情報や防災情報を速やかに提供することで、九州朝日放送がテレビ・ラジオなどを通じて速やかに情報提供を行い、被害の軽減を図ることを目的とするもの。平常時においても、九州朝日放送が保有する災害映像の提供を通じて、八女市民の防災意識の向上を図るなど、安全確保に寄与する取り組みを共に進めていくという。八女市は2012年7月に発生した九州北部豪雨で被害を受けている。
九州朝日放送が福岡県内自治体と、平常時の取り組みも含めた防災パートナーシップに関する協定を締結するのは、6月11日に締結した柳川市に続いて2例目。