「九産大プロデュース展2019」が2月21日から、イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階イムズプラザで開催されている。
九州産業大学の芸術学部を中心とした学生が、地元企業・自治体などと連携した活動の成果を展示・紹介する。イムズでの開催は7回目。
博多人形のプロジェクトとして、博多人形「お福さん」を、福岡の企業などをイメージして学生がデザインし、伝統工芸士が絵付けをした「ハカタオフク」をはじめ、今回は初めて航空会社26社のキャビンアテンダントの制服をイメージしてデザインした「CAお福さん」も展示する。
「大川い草プロジェクト」では、イ草の使い方の提案として、イ草で作った人形や来場した子どもが遊べる遊具を設置する。このほか、大川家具、博多織、久留米織などをベースに開発した商品、プロジェクトの過程や博多織・博多人形について解説する映像、写真、パネルなど計100点以上を展示する。
会場内の特設売り場「KSU SHOP」では、博多人形や博多織の名刺入れ・ネクタイ、久留米織のチュニック・端切れなどを販売する。
未就学児と小学生の親子を対象にワークショップも開催し、学生オリジナルの博多人形(子犬・子猫)絵付け(2日)、イ草人形制作(2日・3日)、木と紙のランプシェード制作(3日、以上参加費500円)などを予定する。
同大学教授の井上友子さんは「福岡のものをデザインで元気づけるプロジェクトが満載となっているので、ぜひお越しいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時。入場無料。有料ワークショップの開催時間は10時~15時。3月3日まで。