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ミニチュアフード作家・みすみともこさん、旧福岡県公会堂貴賓館で作品展

わっぱのお弁当のミニチュアフード

わっぱのお弁当のミニチュアフード

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 「みすみともこのわくわく!ミニチュアフード大集合!」が2月26日から、旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲6)で開催されている。

おせちのミニチュアフード

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 福岡県出身のミニチュアフード作家・みすみともこさんが制作した、主に食品のミニチュア「ミニチュアフード」を集めた展示。みすみさんは、20年ほど前から趣味でドールハウスの制作を始め、ここ数年で本格的なミニチュアフードを独学で制作。ハンドメード作品販売サイトやネットオークションへの出品、インスタグラムなどのSNS投稿を中心に活動している。作品展として場を設けるのは初めてという。

 5、6年前から制作した作品155点を、スイーツ・春・夏・秋・冬・お弁当・「福岡うまかもん」のジャンルごとに展示。「福岡うまかもん」コーナーの作品は、福岡の老舗菓子店や製パン企業10社とコラボしたもので、「千鳥饅頭」や「銘菓 鶴乃子」、「マンハッタン」など15点の福岡名物をミニチュアサイズで再現。みすみさんは「パッケージの箱や袋の再現が特に大変だった」と話し、現物に近付けるために素材から細部までこだわったという。

 みすみさんの作品は袋や箱から自由に取り出しできるというところを重視し、中でも、おせちは一番制作時間をかけた作品。お重のふたが中身で浮くことなく、しっかり収まるよう試行錯誤したという。

 開催中はみすみさんも会場におり、会場内は自由に撮影できる。ミニチュアフードの「貴賓館マカロン」と「猫のオレンジショコラ」(以上、3,780円)は販売し、「フォトブック」(1,080円)も用意する。

 佐賀県から来た女性は「ずっとネットで作品を見ていた、実物も見ているだけで癒やされる」と話した。みすみさんは「今回は福岡の方になじみのあるものを作った。(ミニチュアフードが)どのくらいのサイズなのかを見に来ていただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~18時。月曜休館。入館料は、一般=200円、子ども=100円(6歳未満、65歳以上は無料)。3月10日まで。

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