イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階イムズプラザで7月1日から、博多祇園山笠「十二番山笠 天神一丁目」が公開されている。
7月1日に始まった「博多祇園山笠」。飾り山笠の「十二番山笠 天神一丁目」は、毎年大丸・福岡天神店(天神1)パサージュ広場で展示している。15年目を迎える今年は、イムズ開業30周年記念の特別企画として、同館で初めて展示する。
6月27日に人形飾付、1日の11時から御神入れが行われた後、展示公開された飾り山の高さは15メートル50センチ。イムズの吹き抜け空間により、真横や上など四方八方から観覧できる。来場客が記念撮影をするなどにぎわいを見せている。イムズの公式サイトでは、人形飾付を定点撮影した様子なども動画で公開している。
今年の標題の表は、安曇磯良丸が海を鎮める様子を描いた「安曇磯良丸伝説(あずみのいそらまるでんせつ)」、人形師は中村信喬(しんきょう)さん。見送りは、古事記や日本書紀で語られる神功皇后を描いた「記紀伝神功皇后(ききでんじんぐうこうごう)」、人形師は白水英章さん。
飾り山笠「天神一丁目」の公開時間は10時~20時。今月14日まで。