企画展「田中千智×文喫 福岡天神~静寂とささやき 13の物語~」が12月5日から、書店「文喫 福岡天神」(福岡市中央区天神2、TEL 092-717-5180)で開催される。
田中千智さんは1980(昭和55)年生まれ、福岡県出身の画家。主題を黒一面の背景に油彩で描く画風で、現在福岡市内を拠点に制作活動を行っている。
同展は、田中さんの作品と共に田中さんが感銘を受けた書籍を展示し、本を通してアーティストの内面世界をひもとく内容となっている。店内の有料エリアと無料エリアで展開し、有料エリアでは、田中さんの描く作品に影響を与えた童話や小説、実用書などの書籍を集め自宅本棚を再現。田中さんの絵画「雪の女王」「若草物語」「赤い靴」「水仙月の四日」など童話や物語をテーマに描いた作品を中心に、約20点の作品を展示販売する。無料エリアでは、田中さんが装丁を手がけた書籍と、「田中千智の13の物語カレンダー」を展示する。
12月10日には田中さんによるトークイベントを開催し、作品制作にまつわる話や展示作品の童話の朗読を行う。
開催時間は10時~20時。有料エリアの入場料は、平日=1,650円、土曜・日曜・祝日=1,980円。小・中学生は全日=550円、未就学児無料。トークイベント入場は要事前申し込み。申し込みは「文喫 福岡天神」のツイッター、フェイスブック、インスタグラムのダイレクトメッセージと電話で受け付ける。
来年1月16日まで。