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西鉄天神大牟田線が開業100周年 記念ラッピング電車運行

西鉄天神大牟田線開業100周年を記念したラッピング電車の出発式の様子

西鉄天神大牟田線開業100周年を記念したラッピング電車の出発式の様子

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 西鉄天神大牟田線開業100周年を記念したラッピング電車の運行が4月12日、始まった。

デザインを紹介するパントビスコさん

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 4月12日に迎えた同線の開業100周年を記念し、3000形5両編成に100周年記念公式キャラクター「ガタンコとゴトンコ」のほか西鉄バスの公式キャラクター「ババ・バスオ」の両キャラクター、同線の駅名などをあしらってラッピングしている。西鉄福岡(天神)駅と大牟田駅間、西鉄二日市駅と太宰府駅間を運行する。

 当日は出発式が行われ、西日本鉄道の常務執行役員鉄道事業本部長の松藤悟さんと福岡管理駅長の野口博文さん、両キャラクターのデザインを手がけた福岡県久留米市出身のクリエイターのパントビスコさんが出席した。パントビスコさんがラッピング電車のデザインを紹介。パントビスコさんはヘッドマークと直筆イラストを西日本鉄道に贈呈し、ラッピング電車の3両目に直筆のメッセージを記入した。「西鉄電車を利用するさまざまな乗客を描いた。小さいころから利用している西鉄電車にこのような形で自分のキャラクターがのるのは感慨深い。車両ごとに違うデザインになっているところも楽しんでもらえれば」と話す。

 松藤さんは「1924年4月12日営業を開始し、第2次世界大戦や筑後川の氾濫などいろいろな苦難を乗り越え、ご利用のお客さまや沿線地域の皆さまのおかげで100周年を迎えることができた。現在は1日約25万人に利用してもらっている。これからも愛され続ける西鉄電車を目指し、安全を第一にお客さまの夢と希望を乗せて走り続けていきたい」とあいさつした。

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