福岡から世界へ-地元若手アーティストの合同展「福岡魂」

FTスカラで若手アーティストの作品を集めた企画展「福岡魂」が開催

FTスカラで若手アーティストの作品を集めた企画展「福岡魂」が開催

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 アートイベント「アートをたずねる月」メーン会場のFTスカラ(福岡市中央区渡辺通4)3階で10月24日より、若手アーティストの作品を集めた企画展「福岡魂」が開催されている。主催はギャラリー&アクセサリーショップの「asi-para」(中央区今泉2)。

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 同展は、福岡を拠点に活動しているアーティストの作品を募集、作品紹介とアーティスト同士の交流をきっかけに「福岡から世界のアーティストを生み出そう」と開催されているもので、今年で5回目を迎える。

 今年は初参加8人を含む、22歳~41歳のアーティスト29人が参加。1人1人の展示スペースが決まっており、参加人数は昨年とほぼ変わらないものの、「より多くの作品を見せたいとの思いからか」(asi-paraの川野洋子さん)、今年は昨年の約7倍の約1,070点の作品が集まったという。

 展示作品は、イラスト、切り絵、書、立体作品などジャンルもテーマも参加アーティストの自由。「詩を読んでもらえるように工夫した」という自身のブログに日々つづった詩や日記を製本したロン子さんの作品や、期間中行われたライブペイントで仕上げた、黒の絵の具で描いた暗い言葉の上から、白の絵の具を使った明るい言葉で塗りつぶすという、現代社会が抱えた問題点を訴えかけるような日永田由起子さんの作品のほか、水墨画、写真など個性豊かな作品が来場者の目を楽しませている。

 川野さんは「企画展をきっかけに、アート活動の場や人との縁が広がれば」と話している。開催時間は10時~19時(最終日は16時まで)。今月31日まで。

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