大丸・福岡天神店（福岡市中央区天神1）本館8階で4月24日より、企画展「～奇想の浮世絵師による江戸案内～歌川国芳展」が開催される。

　近年、ロンドンやニューヨークなどで展覧会が開かれるなど、個性的な作品で国内外の注目を集めている江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳（1797～1861）。同展では、代表作や初公開作品など約120点を展示する。

　当時のトレンドが読み取れる着物やかんざし、食を楽しむ人々の姿を描いた作品を集めた「花のお江戸のファッション・グルメ」、花火や雪遊びを描いた作品を集めた「季節を楽しむ江戸っ子のレジャー」など5つのテーマに分けて作品を展示。国芳の作品を通じて江戸の文化や名所などを紹介する構成で展開する。

　開催時間は10時～20時（入場は19時30分まで・最終日は17時閉館）。入場料は、一般・大高生＝800円、中学生以下無料。5月6日まで。