福岡市動物園で「エサカフェ」-旧マレーグマ舎を活用、獣舎に入りエサを試食

参加者に提供するエサは、動物が実際に食べているミルクパンや乳酸菌飲料、みかんなどを用意

参加者に提供するエサは、動物が実際に食べているミルクパンや乳酸菌飲料、みかんなどを用意

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 福岡市動物園(福岡市中央区南公園)で3月29日・30日、獣舎に入って動物の目線が体験できるイベント「エサカフェ」が開催される。

寝室ではエサなどを展示

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 昨年9月に「アジア熱帯の渓谷エリア」が完成したことに伴い、現在使用していない獣舎を活用して初めて企画したもの。普段は入れない動物たちの運動場や寝室に入り、実際に食べているエサの試食などが楽しめるという。

 使用するのは、ツキノワグマ舎の隣にある旧マレーグマ舎。動物たちが普段食べているミルクパンや乳酸菌飲料、バナナ、みかんなどのエサが提供され、寝室ではエサの展示やエピソードなどを展示している。運動場ではアーティストによるライプペインティングなどのイベントも予定する。

 「春休みに楽しんでいただければ」と企画運営担当の濱田洋輔さん。「バックヤードツアーで飼育通路まで入ることはあったが、寝室や運動場に入ることができるのは今回が初」という。

 両日とも9時から受け付けし、1回40分の入れ替え制。参加は無料だがエサ代(500円以上)の寄付を募る。開園時間は9時~17時。月曜休園。入園料は、大人=400円、高校生=200円、中学生以下無料。

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