マレーグマなど迫力満点獣舎に-福岡市動物園「アジア熱帯の渓谷エリア」公開

森で暮らす様子がガラス越しで見られるヒョウ舎

森で暮らす様子がガラス越しで見られるヒョウ舎

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 福岡市動物園(福岡市中央区南公園)は9月21日、改修工事が完了した「アジア熱帯の渓谷エリア」の一般公開を開始、天候にも恵まれ3連休中日と最終日は来場者が1万人を超える好スタートを切った。

マレーグマ舎にガラス張り観覧スペースも

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 今回公開されたのは、マレーグマ舎やヒョウ舎、サイチョウ舎、休憩スペースのアジアエリアガーデン。マレーグマ舎では下から見上げられるガラス張りの観覧スペースを設け、さまざまな角度から観察できるほか、餌を取る様子なども間近で楽しめるなど、動物を身近に感じられる施設へと改修されたほか、アジアエリアガーデンではマレーグマ舎全体や福岡の街が一望できる。

 家族で来園していた東区の笹倉塁人くん(11歳)は「今まで遠くからしか見られなかった動物が、360度見回せるようになって楽しみが増えた」と声を弾ませた。

 公開初日の園内では、同エリアの完成と開園60周年を記念した式典が行われ、おざさ幼稚園の園児らがお祝いに駆け付け、にぎわいを見せていた。

 開園時間は9時~17時。月曜休園。入園料は、大人=400円、高校生=200円、中学生以下無料。

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