天神二丁目開発、施設名称は「VIORO(ヴィオロ)」に

天神の中心部である「きらめき通り」交差点の一角に立地し、年間80億円を目指す

天神の中心部である「きらめき通り」交差点の一角に立地し、年間80億円を目指す

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 東京建物(東京都中央区)は7月14日、中央区天神2のきらめき通り交差点の一角に建設中の大型商業開発プロジェクト「(仮称)天神二丁目開発計画」の施設名称を「VIORO(ヴィオロ)」とし、9月15日にグランドオープンすると発表した。

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 同施設のコンセプトは、「大人のココロを持った女性のための特別な場所『My Private Store』」で、天神エリアで歩行者が最も多いエリアという利点を活かし「毎日来ることができる」「来たら必ず寄れる」顧客にとって特別な場所を目指すという。施設名は、イタリア語で「花」を表す「fiore」と、イタリア語で「真実」を表す「vero」を組み合わせた造語。「fiore」には「最良の時」という意味もあり、同施設が「本当の自分に会える、最高の自分になれる」場所であり続けたいという思いと、街として「最良の時」が流れ始めるという意味を込めているという。

 敷地面積は1,505.15平方メートルで、延床面積は11,126.86平方メートル。地下3階地上8階建の同施設の建築デザインは、商業施設の設計に数々の実績があるアメリカのジョン・ロウさんが手掛けている。デザインのキーワードは「Warm&Cool(=温かみとクールさのコントラスト)」「Permanency(=永続性)」「Transparency(=透明感)」で、「石」と「ガラス」の組み合わせをベースに「暖色系の塗装」と「金属の仕上げ」を随所に取り入れることで、シンプルながらも上質な外観フィルムを実現した。建物外壁部が全面ガラス張りとなっているため建物自体がファッション・ショーケース的な印象を与えるデザインになっているのが特徴。また、施設内は、石材や照明を使用し、「フェミニンな温かみ」ある空間を展開するという。

 出店テナントは58店舗で、上質で高感度なファッションを核とした、ファッション雑貨やライフスタイルが充実しているのが特徴。店舗は靴、バッグ、アクセサリーなどファッション雑貨の店舗が約半数(25店舗)占めるほか、きらめき通りを一望できるカフェ4店なども出店。全店舗の7割以上が九州初出店(41店)で、そのうち全国初出店が7店のほか、地元発信の九州発店舗も4店出店予定。フロア構成は、地階から地上中層階まではレディス&ユニセックスファッションとファッション雑貨、高層階はインテリアとライフスタイル雑貨、最上階(7階)はテラスと一体となったオープンテラスダイニングレストランを3店舗出店する。

 営業時間は、物販・カフェ11時~21時、レストラン=11時~23時。年間売上目標は80億円。(写真=「VIORO(ヴィオロ)」外観イメージ)

VIORO(ヴィオロ)

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