映画「レミーのおいしいレストラン」アニメーターが授業-デジハリ福岡校

日本のアニメについて「宮崎駿さんの作品は素晴らしい」と答えたジョシュ・クーリーさん(=写真)

日本のアニメについて「宮崎駿さんの作品は素晴らしい」と答えたジョシュ・クーリーさん(=写真)

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 ディズニー/ピクサー製作の映画「レミーのおいしいレストラン」にストーリーボード・アーティストとして参加したアニメーター、ジョシュ・クーリーさんが同映画のプロモーションで来福、7月6日、デジタルハリウッド福岡校(福岡市中央区天神1)で特別授業を行った。

 カリフォルニア出身のジョシュさんは、幼少のころから絵を描くことが好きで、高校生のころに見た映画「トイストーリー」に感動し、絵の勉強をしようとサンフランシスコのアートスクールに入学。在学中もディズニーの映画「ピーターパン」や「不思議の国のアリス」に魅せられ、「こんな絵を描きたい」と思い続けてきたという。在学中にストーリー展開の面白さを周囲に評価され始め、スクールの最終学期でストーリーボードの授業を専攻、同スクールの卒業プロジェクトでショートフィルムを制作した。2003年5月、同スクールを卒業したジョシュさんに、ピクサーから「映画『カーズ』のストーリーボード作成の助っ人がほしい」と依頼が舞い込む。その後、ピクサーのインターンとして研修を受け、同社ストーリー部門に配属、「Mr.インクレディブル」「モンスターズインク」などの制作に関わり、4年。現在に至る。

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 同校では、現役アニメーターの話を熱心に聞く学生の姿が多数見られ、制作の手順の説明をするジョシュさんがホワイトボードに「モンスターズインク」のキャラクターをすらすらと描くと、会場からは感嘆の声が上がり、講義終了後には絵を「写メ」する姿も。「ピクサーからの仕事依頼の連絡が来た時はうれしくて走り回って天井に頭をぶつけた」などのエピソードも交え、終始和やかな雰囲気で行われた。「自身が描いたキャラクターの中で好きな登場人物は?」との学生からの問いに「目の前の問題に逃げない、強い意志がある」と「レミーのおいしいレストラン」の主役、ネズミのレミーと答える場面も。「アニメーターになるには、たくさんの絵を描くこと」(ジョシュさん)と話し、学生に囲まれ、実際に「レミー」の絵を描いて見せ、学生らは驚きの表情を見せていた。

 クリエーター、デザイナーを目指す学生に対しては、「自分が好きなことを仕事にできるのは大切。好きだからこそ頑張れるから。あきらめずに頑張ってほしい」とメッセージを残し、教室を後にした。

 同映画はパリの高級レストランを舞台に、「シェフになりたい」という夢を持つ、驚くべき料理の才能を持つネズミ、レミーと料理の苦手な見習いシェフ、リングイニが冒険を繰り広げるストーリー。7月28日より公開。7月25日、26日、27日先行上映あり(一部劇場を除く)。

映画「レミーのおいしいレストラン」公式サイト

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