イムズ（福岡市中央区天神1）8階三菱地所アルティアムで11月30日より、ジャンルフリーの公募展「フォーレント！フォータレント！3」が開催される。

　今年で3回目となる同展は、毎年、作品を全国規模で募集、各地から応募のあった絵画、写真、インスタレーションなどさまざまなジャンルの中から選んだ作品を集めたグループ展。審査員は、ミュージアム・シティ・プロジェクト運営委員長の山野真悟さんが務めた。

　会場では、イノウエみゆきさん（茨城県在住）制作の「人の生死における存在感の強さ」をコンセプトに、食パンの耳で作った棺おけに、パンの白い部分で作った亡きがらを入れた作品や、お尻をモチーフに人間や人体の存在、本質を追求しているという作家、賢尻さん（東京都在住）による墨と尻で描いた「ヒップ（尻）・ペインティング」のほか、田中園子さん（岡山県在住）が毎日同じことが続く主婦の日常を映像と写真でつづった作品など個性に飛んだ12人の作品が並ぶ。

　開催初日、18時より行われるオープニングレセプションでは、作家や審査員らが来場。賢尻さんのライブペインティングも行われる予定。展示会、レセプションともに入場無料。12月16日まで。

イムズでジャンルフリーの公募展、初の開催（天神経済新聞）三菱地所アルティアムイムズ