冷泉荘にアート・スペース-今年のテーマは「アートの隙間産業」

期間限定の再生アパート「冷泉荘」に4月20日、アート・スペース「アート・アパート88(はちはち)」がオープン

期間限定の再生アパート「冷泉荘」に4月20日、アート・スペース「アート・アパート88(はちはち)」がオープン

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 アートに関する企画などを手がけるオハツ企画は4月20日、期間限定の再生アパート「冷泉荘」にアート・スペース「アート・アパート88(はちはち)」(福岡市博多区上川端、TEL 092-985-2471)をオープンする。

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 同スペースは、オハツ企画代表の宮本初音さんが「ギャラリー、ホール、スタジオ、オフィス、カフェ、レジデンスなどが一体となった『アートハウス』を作りたいという夢の、第一歩として」オープンするもので、フリーのキュレーターや、コーディネーターに「気楽に使いやすい空間」を提供するもの。

 今年は「アートの隙間産業」をテーマに、プレオープン期間の3月18日に「ストリートライター勉強会」を実施。冷泉荘1周年に合わせ、公式オープン企画として4月20日より動物をテーマとした無審査公募展「ねこび展」を開催するほか、秋に福岡県立美術館で開催される「アートの現場」との連動企画なども予定している。

 スペース名の「88(はちはち)」は、「女王蜂のようにプライドを持って」という意味のほか、韓国語でソウルオリンピックの年を意味することや、インドネシア語で「気をつけて」の意味を持ち「アジアとの親和性を示唆している」(宮本さん)という。

 宮本さんは大学卒業後、さまざまなアート活動に携わりながら雑誌「d-ART」編集発行、その後「ミュージアム・シティ・プロジェクト」の事務局長や、フリーランスキュレーター集団「in-between」アドバイザーなどを務めている。

冷泉荘

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