内装・リフォーム会社が素材をテーマに企画展-150種の樹木を展示

木とワインの共通点がきっかけでワインボトルを制作。香りも楽しめ好評だという

木とワインの共通点がきっかけでワインボトルを制作。香りも楽しめ好評だという

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 丹創社(福岡県大野城市)が商業施設「季離宮(ときりきゅう)」(福岡市中央区今泉1)内で運営する内装・リフォームを行なう「cora crea(コラ クレア)」は5月19日より、同施設内のギャラリー「芸庭(キテイ)」で「であう・かんじる・つながる ソザイ展」を開催している。

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 大川の材木店が用意した木材を使用し、オリジナルの「空間づくり」をテーマに無垢板や0.2~0.6ミリメートルの薄さにスライスした突板など約150種類の樹木を使用した約200点を展示している。ストーリー性を持つ同展は、今後シリーズ開催を予定しており、初回のテーマは「ソザイ」。2・3回目は、テーブルの断面など、商品が出来上がる工程を、最終回はモダン・カジュアルなどの「空間演出」をテーマに、1年をかけて4回のテーマで行う予定。

 会場では、同展のために制作したという展示品「木のワインボトル」が好評。同社の桑原さんは「製材所に通っている時、木の種類によって香りが全て違うことに気付いた。木の樹齢や、ワインを何年も寝かせることなど、共通点を見つけたことがきっかけで、木を材料にワインボトルを製作。インテリアやギフトの使用のほか、ワイン同様、香りを楽しんでほしい」と話している。

 会場を訪れていた50代女性は「発想が面白い。都会ではたくさんの種類の木に触れる機会がないので珍しく、新鮮だった」と話していた。「会場でさまざまな木の種類を知り、木の面白みや個性的な部分を知って、今後、商品を選ぶときに見る目が変化し、楽しんでくれれば」(桑原さん)とも。

 会場では、「イデアセブンセンス」の商品と「イルムス」のテーブルコーディネートも同時に展示しているほか、アンケート回答者には、限定で木を使用した「ソザイ」のノベルティーをプレゼントしている。営業時間は、11時~20時。入場無料。6月17日まで。

cora crea

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