「ドラマティック!九州経済」展-全国に広がった技術やモデルを紹介

写真やパネルでの紹介のほか、当時の商品なども実際に展示している

写真やパネルでの紹介のほか、当時の商品なども実際に展示している

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 九州経済調査協会(福岡市中央区大名1)は現在、同4階の経済図書館で企画展「ドラマティック!九州経済」を開催している。同協会創立60周年記念事業の一環。

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 同展は、経済に関したデータの数字からは見えてこない九州の企業の「ドラマティック」な部分にスポットを当てたもので、九州の企業から生まれ、全国的に広がった技術やビジネスモデルを紹介しようと企画された。

 西日本鉄道が生み出した、夜行バスの業界標準となった「高速バス3列独立シート」、丸和が日本で初めて取り入れた、今のスーパーマーケットの原型となっている「セルフサービス方式」など7社の開発の裏側のドラマを紹介している。

 会場では、「九州経済60年史シリーズ」と題し、同協会の兼尾雅人元理事長、北九州市立大学の矢田俊文学長、九州・アジア経営塾の四島司塾長による九州経済60年についてのインタビュー映像も上映。

 同協会の情報研究部、60周年事業推進室の片山礼二郎次長は「九州の企業が頑張っていることを伝えたかった。今後は九州全県の企業にも注目したイベントも開催していきたい」と話している。

 開催時間は10時~17時。入場無料。4月4日まで。

九州経済調査協会

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