岩田屋三越（福岡市中央区天神2）は11月下旬までに岩田屋本店と福岡三越（以上、天神2）の両店舗の食品フロアを新装する。

　岩田屋本店は、東京・町田で1919（大正8）年に創業した食材専門店「富澤商店」（11月上旬）、青果コーナーに「京都八百一」（11月下旬）など3店舗が新規出店する。富澤商店では、製菓・製パン材料や業務用商品など約2500品を展開。既存店舗の久原本家（粕屋郡）が手掛ける「椒房庵」と「茅乃舎」は、2店を合わせた業態「久原本家」として全国初出店（9月26日）。そのほか、精肉・鮮魚コーナーなども改装し、リニューアルの完了は11月27日を予定する。

　福岡三越は3店舗を改装するほか、九州産A4ランク黒毛和牛などをそろえる精肉店「えんや」（10月22日）、京都発の生鮮ショップ「八百一」、グロッサリーショップ「北野エース」（以上、同30日）など6店舗が新規出店する。10月11日より順次オープンし、リニューアルの完了は10月30日を予定。