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旧福岡県公会堂貴賓館で切り絵作家星先こずえさん作品展 新作含む20点展示

「ダチョウ・ヘッド」

「ダチョウ・ヘッド」

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 作品展「自閉症の切り絵作家 星先こずえ切り絵展」が9月22日、旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲6)2階食堂で始まった。

「スカラベとハイエナ」

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 1985(昭和60)年福岡県生まれ、大野城市在住の星先こずえさんは、2歳の時に自閉症と診断された。幼い頃から絵を描くことが好きで、九州産業大学芸術学部に進学。油絵やアクリル画などを学ぶ傍ら、卒業後の2008(平成20)年に息抜きで切り絵を始めた。「切り絵は線がシャープで好きな色を使え、自由に描けるところが自分に合っている」と本格的に制作活動を始め、同年福岡で初めての個展を開催。

 展示担当者によると、星先さんの作品は、クレヨンやアクリル絵の具で彩色した自作の和紙を使って制作され、カラフルで独特の世界観が表現されているのが特徴という。同展では、これまで発表した作品のほか、新作を含む約20点を展示する。

 開催時間は9時~18時。月曜休館。入館料は一般=200円、児童(15歳未満)=100円、6歳未満・65歳以上無料。10月3日まで。

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