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福岡・大手門でオーギカナエさん個展 「つなぐこと」テーマに現代アート作品展示

現代美術アーティスト・オーギカナエさんと作品「モモとブルーのトーラス」(左)、「黄色のトーラスシリーズ」(右)

現代美術アーティスト・オーギカナエさんと作品「モモとブルーのトーラス」(左)、「黄色のトーラスシリーズ」(右)

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 現代美術アーティスト・オーギカナエさんの個展「永遠はなくてもつなぐことはできる smile ∞ torus」が現在、ギャラリー「EUREKA(エウレカ)」(福岡市中央区大手門2)で開催されている。

オーギカナエ展「永遠はなくてもつなぐことはできる smile ∞ torus」会場の様子

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 オーギカナエさんは1963(昭和38)年、佐賀県生まれの現代美術アーティスト。武蔵野美術大学短期学部美術科卒業後、東京を中心に国内外で個展やグループ展を開いてきた。1995(平成7)年に拠点を久留米市に移し、サイト・スペシフィックな作品の制作やワークショップなども手がける。2017(平成29)年からは、移動するスマイル茶室「スマイルの旅プロジェクト」を立ち上げて国内外の旅先で「お茶会のプロジェクト」を展開している。

 同展では、今月13日に「アーティスト・イン・アイランド@壱岐」で開催した「スマイルの旅プロジェクト」に関連するインスタレーション(=空間芸術)作品や2020年から制作を続けているトーラス(=円環)をテーマにした平面作品群など34点を展示する。プロジェクトグッズやプリント作品の販売も行う。

 オーギさんによると、「全ての物質が留まり続けることはなく永遠ではないように、変化し移動する『言葉にならない愛しい日常のかけら』を集めてつないでみること」を、作品全体を通して表現しているという。

 オーギさんは「アートに興味がない人もぜひ見に来てほしい。光を感じられるような作品が多いので、コロナ禍で暗く沈みがちになっている気持ちを少しでも明るくできれば」と話す。

 開催時間は12時~19時。月曜・火曜休館(3月21日は開館、23日は休館)。入場無料。19日・20日・21日・26日はオーギさんが在廊する。今月26日まで。

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