歌手の五木ひろしさんが4月23日、博多を舞台にした新曲「博多ア・ラ・モード」の発売を記念してパサージュ広場（福岡市中央区天神1）でPRイベントを行った。

高島市長と福岡特別親善大使・五木さん

　「博多の夜 キラメキ夜 ア・ラ・モード」「中洲のいじわるなネオン」――中洲や那珂川、天神などが歌詞に登場する同曲。五木さんが歌う「夜明けのブルース」などを手掛けたレーモンド松屋さんが再び作詞・作曲を手掛ける。

　ファンが集まった会場で五木さんは「何度も聞けばもっと良さが分かる。聞きやすく歌いやすく踊ってみたくなる歌」と紹介。福岡発アイドルグループ「LinQ（リンク）」のメンバーも応援に駆け付け、「夜明けのブルース」、同じく博多を舞台にしたカップリング曲「であい橋」の3曲を披露した。

　イベント終了後は、高島宗一郎福岡市長と対談。高島市長は「博多の魅力を発信いただけるのは大変うれしい」と、五木さんを「福岡特別親善大使」に任命。「ぜひ、年末のあの歌合戦で『博多ア・ラ・モード』を歌っていただけるよう、博多皆で応援したい」と話すと、五木さんは「コロッケにもこの曲でモノマネをしてもらって（同曲を）広めていきたい」と笑いを誘った。