おにぎり専門店「おむすび横丁」（中央区渡辺通2）がオープンして1カ月がたった。経営はイベントの企画や運営を手がける「ひだまりぽけっと」（南区清水1）。

店の外観

　おにぎりを販売するマルシェ「おむすび横丁」を運営する同社。自分たちのおにぎり専門店を開きたいと、「焼き鳥のひびき」を昼間、間借りする形で出店した。店舗面積は約7坪。席数はカウンター8席。

　提供するおにぎりは、粒が大きく粘り気があるという栃木県産「とちぎの星」の新米と、福岡の「柳川海苔（のり）」（柳川市）ののり、「ふくや」（博多区中洲2）のめんたいこで作る。

　通常メニューは6種類。「塩おにぎり」（200円）をはじめ、「ふくやめんたいこ」「いかめんたい」「あぶりめんたい」（以上300円）、「めんたいししゃも」「鯖（さば）めんたい」（以上400円）を提供する。「塩おにぎり」に好きなおにぎり2種類とみそ汁をセットする「3個セット」（800円）など、セットメニューも用意する。

　クッキングクリエーターの小林豊さんとのコラボメニューを期間限定で提供。イカ墨で炊いたご飯を使い、クリームチーズとブラックペッパーを包んだ「ペペノアゴーストペッパー」やめんたいことイカを包んだ「ペペノアめんたいカラマリ」（以上500円）を用意する。11月15日まで。

　同社社長の中野亜希さんは「イベントを運営している会社だからこそ、今後もインフルエンサーや他の飲食店とのコラボをたくさん企画したい。店舗でのイベントも開催するので、食べて味わい、来て店の雰囲気を楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は11時～14時。テイクアウトを公式インスタグラムのダイレクトメッセージで受け付ける（当日11時まで）。