「音楽CD検定」福岡初の実施へ-天神の書店が資格取得をPR

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 レコード検定協議会(東京都港区)は、福岡で初めての実施となる「音楽CD検定ジャンル別1級試験」の実施に向けて、黒木書店(福岡市城南区長尾5)とタイアップキャンペーンを行っている。

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 「音楽CD検定」は音楽業界の人材育成、音楽を通した社会貢献などを目的に2007年5月より実施されており、「総合2級」→「ジャンル別1級」→「ジャンル別マスター認定」の3段階から成る。受験者の平均年齢は45.6歳で、コアターゲットの「レコード文化とともに育ってきた」(同検定協議会 事務局の岩橋さん)団塊の世代から、音楽業界の就職への戦力にしようと資格取得を目指す学生の受験者まで幅広い。

 同書店は、「天神店」(中央区天神2)ほか福岡市内16店舗全店で1級の受験申込書を配布し、「音楽CD検定」専用コーナーを設けるなどで検定をPR。福岡での知名度アップと受験者数の増加を目指す。

 3月30日、初めて福岡でも実施される「ジャンル別1級試験」の受験資格を得られる「総合2級」取得者は現在、全国で約350人。「総合2級」はネット受験のほか、全国書店で販売されている、問題付きの公式ガイドブックでもハガキで受験できるという手軽さ。そのため、3月末には総合2級の取得者は3倍以上にも増える見込みだという。また、最終段階のジャンル別マスター認定の取得者は全国で10人。「今後、地域のカルチャースクールでの講師など幅広い活躍が期待できる」(同)と話している。

 今後は都心で年2回、九州でも年1回の実施を行っていく考えで、岩橋さんは「博多は音楽界の大物を輩出しているほか、アジア文化もミックスされ、特に音楽が熱い街であると認識している。反応が楽しみ」と期待を寄せる。

 検定は3月30日に福岡商工会議所(博多区博多駅前2)で行われ、クラシック・ジャズほか全5ジャンルを実施する。受験料は1ジャンル5,000円。受験受け付けは3月15日まで。書店キャンペーンは2月29日まで。

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