4月12日に「ビルボードライブFUKUOKA」（福岡市中央区天神2）での公演を控える、グループ「サーカス」の原順子さん、叶央介さんから成るデュオ「J&O」が来福、公演に向けての意気込みを語った。

　福岡県出身の叶さんは、1978年「サーカス」でデビュー。6年後、グループを一時離れ、ソロ活動を開始する。1984年「サーカス」に原さんが加入し、叶さんも1988年にグループに復帰。1991年に2人は結婚。2003年に「J&O」を結成し、ファーストシングル「Longing for～」（2005年）、ファーストアルバム「My Dear」（2007年）をリリースしている。

　「J&O」としての福岡でのライブは、今回が2度目で3年ぶりという。「福岡といえばやはり、ラーメン。食べ物が本当においしくて、福岡公演が楽しみ」と原さん。同会場の観客との距離感について問われると、「ライブハウスはさまざまなアーティストが使っているため、その匂い、雰囲気が好き」。前回、公演を行った会場は福岡ブルーノート。「ブルーノートが無くなって残念だった」（同）と、改めて「大人が楽しめるライブハウス」の復活を喜んでいる様子。

　「仕事でもプライベートでもずっと一緒で理想の夫婦。円満の秘訣を教えて」との記者の質問には、「2人のキャラクターが違うということを嫌だと思うか、世界観を広げられるチャンスだと思って楽しめるかでは」と叶さんが断言。感心している報道陣が「そう気付いたのはいつ？」と尋ねると「最近（笑）」（同）と応え、笑いを誘う場面も。

　3年ぶりの福岡のステージ。原さんは「ボーカルの息づかいやギター弦をかき鳴らす音など、若い人にも近いステージで本当の音を知ってほしい」と意気込みを見せる。

　公演は、17時30分～、20時30分～の2回公演。料金は、自由席7,400円。

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