元バックパッカーが大名にバリ雑貨店-旅で体感した思い店名に

「イメージ通りの店が完成した」という川崎清一郎さん(左)と杉澤亮さん

「イメージ通りの店が完成した」という川崎清一郎さん(左)と杉澤亮さん

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 元バックパッカーの2人が手がけるバリ雑貨店「LIFOIC(リフォイック)」(福岡市中央区大名1、TEL 092-725-3272)が大名にオープンし、話題を集めている。

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 同店を手がけるのは、中学時代の同級生という川崎清一郎さんと杉澤亮さんの2人。大学生の時、友人を含めた3人でインド、ネパール、タイを旅行。その後、もともと旅行好きだったという川崎さんがニュージーランド、インド、インドネシアなどを2年半かけて1人で旅する。インドネシアが「1番、人が温かくて好き」(川崎さん)なことから、バリに特化した雑貨店の開業を決意し帰国したという。

 帰国後、開業資金を貯めるため会社員として働き、「何かする時は手伝う」という杉澤さんも加わり、4年後に出店準備を本格化させる。長崎県出身の川崎さんが買い物によく来ていて「好きな街」という大名を出店場所に決めた。店名は「Life is full of important choices(人生は重要な選択で満たされている)」の頭文字をとった「LIFOIC」。「選ぶ道で出会う人からすべて変わってくる」(川崎さん)と旅で自ら体感した思いを込めたという。

 店舗面積は11.5坪。「バリの雰囲気をそのまま11.5坪に凝縮した」(同)という木目調の店内には、仕入れの知識も何もなかったという2人自らが現地で仕入れてきたという、インドネシアの伝統的な織り布「イカット」(1,480円~7,980円)やカゴバック(3,250円~5,980円)、サンダル(980円・2,480円)、絵画(4,250円~49,800円)などの雑貨約1,000点をそろえる。

 すでに、20代後半~70代まで幅広い層の来店客があるという。初年度売り上げは1,000万円を見込む。

 営業時間は12時~20時。

「LIFOIC」店内の写真(関連画像)薬院にベトナム料理店-卒業旅行の出会いきっかけに独立開業(天神経済新聞)南インドの家庭料理がメーンの食堂-元バックパッカーの夫婦が開店(梅田経済新聞)広島のバックパッカー青年、秋田の「高校生のたまり場」を引き継ぎ開店(秋田経済新聞)東京のゲストハウスを網羅したガイド本-新宿の編集部が刊行(新宿経済新聞)

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