西日本鉄道(福岡市中央区天神1)が5月18日、西鉄とSmolt(宮崎県宮崎市)が共同開発したオリジナルブランド魚「あまおう桜鱒(さくらます)」の取り組みと提供開始を発表した。
(左から)西日本鉄道 新領域事業開発部の菅光輝部長とSmoltの上野賢社長
同取り組みは九州における持続可能な水産事業の発展を目指し、Smoltの養殖技術と西鉄グループが生産するあまおうイチゴを融合させた取り組み。サクラマスの養殖・生産をSmoltが担い、あまおうイチゴの提供や仕入れ、商品企画、販売を西日本鉄道が担う。「あまおう桜鱒」の生産方法は、Smoltが養殖するサクラマス(サケ科)の育成途中に、規格外となったあまおうイチゴのペーストを混ぜたエサを一定期間与え、育てる。あまおうイチゴを与えることで魚特有の青臭さが少ないのが特徴だという。
Smoltの上野賢社長は「創業以来、サクラマスという魚種にこだわりを持って育ててきている。この取り組みを福岡から発信して認知が広がり、九州だけでなく、アジアまで広がっていけば」と期待を込める。西鉄新領域事業開発部の菅光輝部長は「『あまおう桜鱒』の物流・流通の方を、こちらでしっかり担い、地域貢献、九州を広く宣伝・展開していくというところに取り組んでいきたい」と話す。
今後の本格展開に向けた先行販売として、「ONE FUKUOKA HOTEL」(天神1)内レストランのディナータイムメニューとして「あまおう桜鱒のマリネと柑橘(かんきつ)ブルスケッタ仕立て」(2,300円、サービス料別)を6月1日から提供し、市場ニーズを検証する。