大丸・福岡天神店（福岡市中央区天神1）は8月25日より、同店コンシェルジュが選んだ商品をそろえる「ジャパンセンス～コンシェルジュセレクション～」を開催している。

　2008年3月の東館エルガーラの改装を機に導入したコンシェルジュサービス。ブランドの垣根を越えて、客の好みや体型の悩みなど要望に応じたファッションアドバイスを行う予約制のサービスで、現在2人のコンシェルジュが交代で常駐している。

　予約後に利用客の要望を聞き、買い物前日までにコンシェルジュが複数のパターンの商品を選んでおく。当日、エクセレントルームで試着しながらショッピングを楽しむ流れで、30代～50代の女性を中心に利用者が増えている。平均客単価は約26万円で、サービス導入の初年度に比べ現在の売り上げは約2倍に伸びているという。

　期間中は、日本製のバッグや雑貨、キッチン用品など各フロアのバイヤーと共に2人が選んだ商品約20点を各フロアで展開。「各フロアでは接客での要望を考慮したコーディネートも展示する」とコンシェルジュの久保田敬子さん。

　営業時間は10時～20時。9月4日まで。