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福岡・天神イムズ跡地に複合ビル 2026年春完成予定

イムズ跡地複合ビル、外観イメージ西側

イムズ跡地複合ビル、外観イメージ西側

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 昨年8月に閉館した商業ビル「イムズ」跡地の再開発計画が8月30日、発表された。

外観イメージ東側

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 再開発は、イムズを運営していた三菱地所(東京都千代田区)が計画。福岡市が進める民間ビルの建て替えを促進して天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」を推進する。魅力あるデザイン性に優れたビルに、容積率緩和制度の拡大などのインセンティブを付与することを条件に市が認定する「天神ビッグバンボーナス」も受ける。

 再開発では、来年7月着工予定の新たな複合ビルにオフィス、店舗、ホテル、駐車場を設ける。ビルの規模は、地上20階、地下4階で、延床面積はイムズの約1.6倍の約7万4000平方メートル。建物外装には九州産材のパネルと植栽を配置した建築デザインを採用する。渡辺通りに面する建物低層部にはV字柱と吹き抜け空間を設ける。

 使用する電力を再生可能エネルギー由来とするなど環境に配慮するほか、地上広場と地下広場を整備する。屋外にはパブリックアートを設置し、同じく市が推進する「Fukuoka Art Next」にも取り組む。

 2026年3月完成予定。

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