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福岡三越で「日本伝統工芸染織展」 「西部染織作家展」同時開催

福岡三越で開催中の展覧会「第60回日本伝統工芸染織展」の様子

福岡三越で開催中の展覧会「第60回日本伝統工芸染織展」の様子

 「第60回日本伝統工芸染織展・第49回西部染織作家展」が7月15日、福岡三越(福岡市中央区天神2)9階・三越ギャラリーで始まった。

「第49回西部染織作家展」の展示作品

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 日本伝統工芸染織展は、公益社団法人「日本工芸会」が染織工芸技術の保護・育成と創意ある展開を目指し、1964(昭和39)年から開催する展覧会。全国から作品を募り、審査を経た受賞作品などを紹介する。60回目となる今回は5月に東京で始まり、岡山、京都、福岡を巡回する。着物や帯など123点の応募の中から審査を経て入選した79点を展示。会場では九州・沖縄の染織作家の作品を展示販売する「第49回西部染織作家展」も同時開催する。

 展示作品は、「文部科学大臣賞」を受賞の風通織木綿着物「藍が会う」(作者=小林佐智子さん)、「東京都教育委員会賞」の友禅着物「白雨」(同=尾崎久乃さん)、「MOA 美術館賞」の道屯織生絹着物「hibari」(同=吉岡政江さん)、「日本経済新聞社賞」の長板中形着尺「草穂文」(同=松原凪さん)など。作品の素材に触ることができる「布地にふれる」コーナーでは、入選作家提供の布地など37点を展示する。

 7月19日13時から、重要無形文化財「木版摺(ず)更紗(さらさ)」保持者で人間国宝の鈴田滋人さんによる列品解説を行う。16日~18日・20日の13時からは、作者が出品作品を解説するミニトークを予定。作者は、16日=小倉織作家の内山啓大さん、17日=久留米絣作家の松枝崇弘さん、18日=紬織(つむぎおり)作家の竹内志津子さん、20日=型絵染作家の梅林保乃さん。いずれも事前予約不要。

 西部染織作家展では着物や帯のほか、ストールやバッグなどの染織小物も展示販売する。今回は「爽・涼・風」をテーマに、夏向きの帯や小物をそろえる。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月20日まで。

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