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福岡パルコにアート作品展示販売の常設スペース 第1弾は村上信理さん作品

「PARCO Wall Gallery FUKUOKA」会場の様子

「PARCO Wall Gallery FUKUOKA」会場の様子

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 福岡パルコ(福岡市中央区天神2)新館1階エスカレーター横の特設会場に2月23日、アート作品の展示と販売を行う常設拠点「PARCO Wall Gallery FUKUOKA(パルコウォールギャラリー福岡)」が新設された。

新館1階入り口の展示

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 「アートをもっと身近に。」をコンセプトに、福岡パルコの空きスペースを活用したアートプロジェクト。心斎橋パルコ(大阪市)で昨年2月にスタートした「PARCO Wall Gallery SHINSAIBASHI」を福岡版に発展させた。九州内外のアーティスト作品を1、2カ月にわたり展示し、ライブペインティングやワークショップなどのイベントも予定する。作品は全てオンラインで販売する。

 パルコ福岡店営業課の久保田真奈さんは「来館者がアートを身近に感じるきっかけ作りになればと、日常空間である商業施設の遊休スペースにアートを置いた」と話す。福岡市のアーティスト支援施設「Artist Cafe Fukuoka(アーティストカフェフクオカ)」と連携する。

 第1弾は、福岡を拠点に全国で活動するイラストレーター兼絵本作家・村上信理さん。「100人いれば100通りの素晴らしさ」をコンセプトとする。「“Salvation Wall” by Shinri Murakami」と題し、キャンバス原画やポスターなど14点を展示する。自身のアートを天神の街並み写真にコラージュした作品「SALVATION WALL」シリーズの7点は、同展のために制作したという。村上さんは「プロジェクトの第1弾作家に選んでもらえてとてもうれしい。LOVEにあふれたコラージュ作品や映像作品、絵本もあるので見てもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時30分。入場無料。4月12日まで。

 第2弾は4月14日から、シャンデリアアーティストのキムソンへさんの作品展示を予定する。5月9日まで。

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