「手仕事」に特化した季刊誌が地域食のコンテスト

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 九州圏内を中心に「手仕事」をコンセプトとした季刊誌「手の間」と同誌の編集・ライターが営む多目的スペース「手の間」(福岡市中央区警固2、TEL 092-761-0395)で1月23日より、食品コンテスト「第3回メイドイン・九州 ふるさとの掌展」が開催される。

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 同コンテストは、「人生を愉しむ九州の大人たち」をコンセプトにした雑誌「モンタン」(2005年9月廃刊)で、「いい仕事をしている生産者を応援しよう」「未だに知られていないうまいものを発見しよう」と始まったコンテストで、3回目となる今回から同誌が継承する。

 内容は、昔ながらのふるさとの味わいを伝える郷土色豊かな「うまいもん」を募集し、新しい九州の名産品を選ぶもので、「ご飯のとも部門」「3時のおやつ部門」「その他部門」があり各部門で優秀賞を受賞した作品を同誌のスタッフが流通などのサポートをする。第1回では九州各県から136品、第2回では123品の応募があり、「大楠さんのゆでだんご」(佐賀県)や「玄米蜜」(大分県)、「萬勝の甘酒」(長崎県)などが受賞している。

 1月23日には審査会前夜特別企画として、団塊の世代と若い世代が次世代へつながる食の形をつくろうとする「もったいない食堂」についての講演会や、減農薬・減化学肥料栽培認証を受けた柿と、その柿を食べて育った「柿豚」を素材にしたオリジナル料理会「作り人と食事会」の2つのイベントも開催。

 スケジュールは、作品受け付け=1月22日~23日、第1次審査=1月24日、第2次審査=2月8日~9日、結果は3月下旬に発表予定。参加費は1作品=2,000円。関連イベントの料金は講演会=1,500円(定員30名)、食事会=3,000円(1ドリンク付き、定員25名)。

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