ホテルイル・パラッツォ、来年7月改装オープン-チャペルも新設

参列者が見上げる形のランウエー風のバージンロードを備えたチャペル

参列者が見上げる形のランウエー風のバージンロードを備えたチャペル

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 ホテル経営や商業施設の企画・開発などを手がけるジャスマック(福岡市中央区春吉3)は10月31日、来年7月にリニューアルオープンを予定している「ホテルイル・パラッツォ」(中央区春吉3)の改装計画の概要を発表した。

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 新コンセプトは「HOUSE in HOTEL」。外観はそのままに、内装は「西洋のモダン」、サービスは「高級旅館のおもてなし」がテーマ。客室数は変わらず62室、宿泊客専用のコンシェルジュスペースなどを設けるほか、今回の改装を機に婚礼部門に力を入れ、「チャペルがある会場を選ぶ消費者が多い」(同社の葛和伸隆社長)と、ホテル内にチャペルも新設する。

 バンケットゾーンは「ホテルのオーナーの自宅に招いたようなハウスウエディング」(葛和社長)のイメージで構成。「光」をテーマにしたチャペルは、「よりきれいに見えるように」(同社)とバージンロードはファッションショーのランウェーのように一段高く設け、参列者が見上げる形にする。ホテル内のクロッシングホールは、2部屋に区切って利用することもできるよう改装する。

 改装では、「ハウスウエディングの自由さとホテルウエディングの安心感や高級感という両社の良さを取り入れる」(同社)という。ウエディングは年間約220件の受注を目指す。

 来年1月より改装工事に入る予定。総投資額は19億5,000万円。年度売り上げは13億4,000万円を見込む。

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