フランスの美食文化に関するイベント「美食の祭典2013」が9月5日、福岡市内各所で始まった。

　フランス国内外で料理やアートなど「美食文化」をテーマに開催されている同イベント。福岡ではアンスティチュ・フランセ九州（福岡市中央区大名2）の主催で初めて開かれ、市内各所で映画祭やディナーイベントなどを開催する。

　同5日～14日には、同館をはじめ、ガレット専門店「ル・ブルトン」（今泉2）やフランス料理店「ラターブルドプロヴァンス」（赤坂1）など4カ所で写真展「アート＆食 食の写真の国際フェスティバル」を開催。写真家が「食」をテーマに撮影した写真約50点を展示する。

　ANAクラウンプラザホテル福岡（博多区博多駅前3）では10月1日、フランス・イエールよりシェフのパスカル・ボナミーさんが来日し、南フランスの美食を紹介するディナーイベント「パスカル・ボナミーの地中海の香り漂うスペシャルディナー」を開催する。参加費は5,000円。

　10月7日にはアンスティチュ・フランセ九州で、洋菓子ブランド「ジャン＝ポール・エヴァン」ショコラティエのジャン＝ポール・エヴァンさんによる試食付きの講演会を行う。参加費は2,500円。

　10月5日～11日にはKBCシネマ1・2（那の津1）で、マルセイユが今年のヨーロッパ文化首都に指定されたことを記念して、イタリアやポルトガル、イスラエルなど地中海沿岸の国の映画作品を集めた「地中海映画祭2013in福岡」を開催する。

　美食の祭典は10月11日まで。