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東日本大震災から5年 天神の「みちのく夢プラザ」で被災地応援

みちのく夢プラザでは被災した企業の商品を販売

みちのく夢プラザでは被災した企業の商品を販売

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 東日本大震災から5年――北東北のアンテナショップ「みちのく夢プラザ」(福岡市中央区天神2)で現在、被災した企業の商品を販売している。

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 「岩手缶詰」(岩手県宮古市)が製造する国産サバを使った缶詰め「サヴァ缶」(レモンバジル味380円、オリーブオイル漬け360円)、「さいとう製菓」(大船渡市)が手掛ける和菓子「かもめの玉子」(9個659円)、酔仙酒造(陸前高田市)と大濠高等学校のOBのコラボによって作られたオリジナルの生貯蔵酒「千咲里(ちえり)」(400円)など、被災した企業の商品を集めたコーナーが登場し、来店客らでにぎわいを見せている。

 店頭では、復興への取り組みを広く知ってもらおうと岩手県が手掛けたポスターも展示。岩手で野球教室を開いたレッドソックスの投手・上原浩治さんや岩手県出身のサッカー選手・小笠原満男さんら著名人のほか、南部ダイバーを目指す高校生ら地元住民の笑顔を写したポスター22点を展示している。

 未だ仮設住宅で生活する人が2万人を超える岩手県。「生活のサイクルがうまく回るにはやはり仕事。地元企業が元気になってもらうことが大事」と岩手県福岡事務所の佐藤博晃さん。「商品が売れる事で雇用も生まれる。商品の購入で支援していただければうれしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~19時。3月13日まで。

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