福岡のランチ・ナンバーワンを決める対決「ランチバトルin福岡」が現在、福岡市内の飲食店で開催されている。

　東日本大震災の影響による消費意欲の低下を一蹴しようと、システム開発を手掛けるインターライズ（福岡市中央区渡辺通5）が「福岡の飲食店から日本を元気にしよう」と企画した。営業部長の田所洋平さんが実際に食べておいしかった店を中心に参加を呼び掛け、開催にこぎ着けた。

　参加するのは、天神や平尾、博多エリアの飲食店17店。麺料理やカレー、韓国料理、串揚げなどジャンルはさまざまで、既存のメニューの中から選んだ自信作や同企画のために考案した特別メニューなど、各店1種類のランチメニューで対決に挑む。

　価格は500円～1,050円。客は各店で対決メニューを注文すると渡される審査用紙に味や量、見た目、店の雰囲気、接客を5段階で評価。得点の平均点で競い合う。「客の生の声が反映された結果で、店のレベル向上にもつながる」と田所さん。結果はホームページなどで7月に発表する。

　今後は年2回の開催を予定。「地域活性化にもつながる。継続していきたい」という。投票は6月30日まで。