飲食事業を手掛けるD・D Company（大名2）は5月23日、舞鶴1の路地裏に創作寿司店「小野の離れ」（TEL 092-731-3339）をオープンする。同社は、「DINER’S ONO」や「麺や おの」など「小野」という名が付く飲食店を天神北エリア中心に4店舗展開しており今回で5店舗目。地鶏創作料理やラーメンなど、各店それぞれに料理の種類が違うのが特徴で、2010年には「小野の宿」を舞鶴に開業し、「舞鶴に飲食店のテーマパークを作る」ことを目標にしている。舞鶴にこだわる理由について、「天神北エリアの元気がなくなってきているので、昔の元気だった頃に戻って欲しいと思い、地域活性化につながればと考えたため」と話している。店舗面積は21坪で、客席は32席。住宅を改装した店内は、黒を基調にテーブルの白木が引き立つように工夫しているほか、経木を仕切りに使用し半個室を作ることができる。また、表に看板を出さず、威勢がよく明るい既存店のイメージを一新して、静かでくつろげる空間を演出するという。料理は、寿司を主力とした「花舞」と「菜鶴」の2種類のコースが中心で、コース内容は、九州・山口で採れる天然魚や朝採り野菜にこだわった食材を使用し月替わりで内容を変える。ドリンクも、九州・山口の地焼酎や地日本酒にこだわり、寿司に合う日本酒をベースにしたカクテル「あわせ酒」（580円）などを取り扱う。客単価は4,500円で、30代～40代の女性をターゲットに月商500万円を目指す。営業時間は18時～26時。今年6月20日には、同店が出店している建物の1階に鉄板料理「ねぎ焼き」のオープンを予定している。