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「知事が妊婦に」県知事が妊婦体験をする動画が公開 九州の子育て応援

「守るべき大事な子がいるとしたらもっと大変」と山口祥義佐賀県知事

「守るべき大事な子がいるとしたらもっと大変」と山口祥義佐賀県知事

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 佐賀、宮崎、山口3県の知事が妊婦体験をする動画「知事が妊婦に」の完成発表会が9月27日、九州経済連合会会議室(福岡市中央区渡辺通2)で開かれた。

「妊婦」を体験する山口祥義佐賀県知事

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 7.3キロ(妊娠7カ月相当)の妊婦ジャケットを着用し、階段の上り下りや買い物など、日常の動作を体験している姿を撮影し、想像以上の妊婦の苦労にとまどう様子をまとめた同作。妊婦の苦労を知ることで、子育てに優しい職場環境作りや男性の家事育児を応援しようと、九州・山口各県と経済界が展開する「九州・山口 ワーク・ライフ・バランス 推進キャンペーン」の一環で制作された。

 3児の父である山口祥義佐賀県知事は「子育てをやってきたが、妊婦体験で気付かなかった点に気付けた」と話し、「一度体験することで、妻へ優しくでき、より夫婦の絆が深まるのでは」と期待を寄せる。

 同キャンペーンの推進月間である10月は、子育て応援宣言企業の登録促進(福岡県)など各県で周知や啓発事業を展開。「子育てをしている人がより楽しい子育てができるよう、九州の子育て環境の改善をしていきたい」とも。

 併せて、家事をしない父親が家族のために弁当を作る「ごめんね弁当」編、社長が定時退社に挑戦する「NO残業社長!」編も制作。同キャンペーンサイトで公開している。

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