ユナイテッド・シネマ　キャナルシティ13（福岡市博多区住吉1）で2月23日、映画｢L change the world｣の大ヒットを受けて、｢L｣を演じた主演の松山ケンイチさん、中田秀夫監督が舞台あいさつを行った。

　同映画は、藤原竜也さん演じた｢夜神月｣と知能戦を繰り広げた大ヒット作｢デスノート｣｢デスノート the last name｣に続く、｢L｣が主役のスピンオフ映画。2月9日に全世界同時公開され、オープニングから3日間で観客動員67万人、興行収入8億4600万円を記録するなど、大ヒットを飛ばしている。

　同館で行われた舞台あいさつは、2月23日、24日の2日間で福岡を皮切りに広島、神戸、名古屋、札幌など全国10都市14会場を回る「大ヒット御礼！全国縦断弾丸舞台あいさつツアー」によるもので、舞台あいさつ付きの約400人分の鑑賞券は発売と同時に完売するなど、公開から約2週間経った今でも注目の高さがうかがえた。

　早朝8時50分のスタートにもかかわらず、司会者の呼びかけで松山さんと中田監督が登場すると、会場は歓声の渦に。松山さんが「大ヒットのおかげでこうして全国を回ることができました。ありがとうございます。福岡といえば、獅童さんが歌舞伎で今日千秋楽をやっていますので、そちらも見てください」と会場を沸かせていた。

　その後、「大ヒット御礼舞台あいさつ　10都市14会場　4,000km」と描かれた日本地図が登場し、会場の中から選ばれた「福岡Lファン代表」によりスタート地点の福岡エリアにステッカーが貼られ、松山さんの着ていた弾丸ツアー特製「L」Tシャツへの寄せ書きなどを行った。地図を背にした記念撮影では、松山さんからの「皆さんも今、撮ってください」の一言で、会場は撮影会場へと一変。最後は、中田監督が「熱気ムンムンでうれしい限り」、松山さんが「何も言うことはありません、楽しんで行ってください」とあいさつ。サインにも応じた後、次の広島会場へと向かった。

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