柳橋連合市場にあるかまぼこ店「高松の蒲鉾」（福岡市中央区春吉1、TEL 092-761-0722）が今年4月末より販売している同店オリジナル「柳橋バーガー」が人気を集めている。

　同商品は、柳橋連合市場の活性化を目指して、同社の浮田公文社長が「売る側も楽しくなる新たな商品を作ろう」と、昨年の3月より企画を進めてきた。

　柳橋バーガーのパテには、同店の人気商品である3種の白身魚のすり身を使用し、パン粉で揚げた「柳橋 魚っろけ」（50円）を使用。パテを挟むパン選びには味のバランスを重視し、何度も試作を重ねたという。ソースは2種類の味を組み合わせた同店オリジナルソースを開発した。

　価格はパテ1枚のシングル＝250円、パテ2枚のダブル＝330円。毎週土曜のみの販売で限定50食。作り置きはせず、注文後にパテを揚げて出来たてを提供する。発売初日には既存商品「魚っろけ」の人気もあり、昼過ぎには完売したという。「魚なので、しつこくなく年配の方にも好評」（浮田社長）とリピーターも多く訪れ、何個も買っていく人もいるという。

　浮田社長は「地元に根付いた商品がたくさんあれば、買う側も売る側も楽しいはず。その思いが市場の活性化につながれば」と期待を寄せる。

　営業時間は5時～18時。日曜・祝日定休。

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