リンガーハット（本社：東京都）は2月14日、大名小学校の近くの西通りに近接した場所に「リンガーハット福岡大名店」（大名2、TEL 092-738-1022）と「とんかつ浜勝福岡大名店」（同、TEL 092-738-1003）を同時オープンする。両店は、地上5階建てのビルに一括出店するもので、業態は、1階＝リンガーハット、2・3階＝とんかつ浜勝、4階＝串かつメニューの「とんかつ浜勝」となる。同ビルは、一括賃貸でグループ全体の旗艦ビルとして機能する。店舗面積は、ビル全体で約160.2坪、座席数は1階＝43席、2階＝56席、3階＝56席、4階＝34席。「とんかつ浜勝」は1962年、長崎に1号店をオープンして以来の100号店目となるもの。若者が多く集まる西通りに隣接している立地を考慮して、1・2階の「リンガーハット」と「とんかつ浜勝」の内装をカジュアルにし、若者も気軽に入れるように工夫したという。4階の「とんかつ浜勝」は、串かつ専門メニューを提供するもので、若者が集まる場所に出店することで、20代後半～30代のOLをターゲットに据える。客単価は、「とくちゃんぽん」（500円）を主力メニューとする「リンガーハット」では650円～700円、通常の「とんかつ浜勝」では1,500円、新メニューの提供する「とんかつ浜勝」では、ランチ＝1,000円～1,500円、ディナー＝3,000円～4,000円と、標準店を上回る客単価を狙う。営業時間は、リンガーハット＝10時～翌5時、とんかつ浜勝＝10時～23時。同社は、2005年12月に東京・新宿に「とんかつ浜勝 西新宿店」をオープンするなど、首都圏での出店を強化している。(写真＝外観のイメージ)リンガーハット