洋菓子店「Mannekenpis（マヌカンピス） 大丸福岡天神店」が11月29日、大丸福岡天神店（福岡市中央区天神1）本館地下2階にオープンした。

ケーキのショーケース

　福岡県内に展開する「Mannekenpis」は野間に1号店の高宮店を構え、同店で7店舗目となる。「素材の良さが表れたお菓子を」「地元の皆さんに愛される洋菓子店」をコンセプトに、ベルギーのチョコレートを使った菓子など約30種をそろえる。店舗面積は約6坪。テイクアウト販売のみ。落ち着いて買い物を楽しんでもらえるように壁面や棚の色をグレーで統一し、目線の高さには焼き菓子ディスプレーのガラス棚を置き、その下に箱入りの焼き菓子を並べ、手に取りやすいように工夫したという。

　博多大丸営業統括部営業2部マネジャーの大場智基さんは「お客さまに地元で愛される店を知ってほしいとの思いで出店してもらった。数年後には天神ビッグバンが着地し、天神に出入りする人も会社も増える。手土産に最適な焼き菓子を充実させ、仕事帰りの方をターゲットに生菓子も充実させた。店としっかり取り組み、天神と一緒に成長していければ」と話す。

　ラインアップは、塩入りのクッキーでチョコをサンドした「Mショコラサンド」（5個入り1,420円～）などの焼き菓子のほか、チョコレートスポンジにミルクチョコレートクリームをサンドしたチョコレートケーキ「ブリュッセル」（270円）、スフレタイプのチーズケーキ「マヌカンフロマージュ」（142円）、ベルギー・カレボー社のチョコレートを使ったチョコレートケーキ「フォレノアコサージュ」（15センチ＝3,500円）など生菓子もそろえる。

　マヌカンピス・アシスタントマネジャーの硴野麗奈さんは「リピーターの方に『おいしい』『また来るね』と声をかけてもらえるのが励みになっている。長く愛してもらえるように、商品だけでなく応対も磨きをかけていきたい」と話す。

　営業時間は10時～20時。